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2025年08月27日
[ビザサポート]

【2025年最新】外国人雇用企業が押さえるべき就労ビザ取得ガイド

Contents

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  • はじめに
  • 日本の就労ビザの基本分類【2025年版・外国人採用前に確認したい主な在留資格】
  • 最新の審査傾向と注意点【在留資格変更・更新時のリスクとは】
  • 企業が押さえるべき就労ビザ申請の流れ【外国人採用前後の実務対応】
  • 2025年の最新制度・動向まとめ
  • 行政書士としての実務アドバイス【不許可リスクを防ぐ準備とは】
  • まとめ

はじめに

近年、日本において、企業での外国人の採用は業種や規模を問わず拡大しています。少子高齢化による人手不足や海外市場との連携強化、そして高度な専門知識を持つ人材の必要性がこれの背景にあります。しかし、外国人を雇用・採用するためには、必ず就労が可能な在留資格(ここでは「就労ビザ」と称します。)を取得しなければなりません。これは外国人採用を行う企業にとって必須の法的手続きです。

特に近年は出入国在留管理庁(「入管」)の審査傾向が変化しており、以前は通っていた申請が不許可になるケースも増えています。理由としては、偽装雇用や不法就労の防止を目的とした審査厳格化および制度改正などがあります。

そこで、ここでは2025年時点で外国人雇用企業が必ず押さえておくべき就労ビザ取得の最新情報と、行政書士としての実務的なアドバイスをまとめてお伝えします。

日本の就労ビザの基本分類【2025年版・外国人採用前に確認したい主な在留資格】

外国人採用を行う企業が知っておくべき日本の就労ビザにはいくつかの種類があります。代表的なものは以下のとおりです。各在留資格に応じて、就ける職種や条件が法律で細かく定められています。

  • 「技術・人文知識・国際業務」
    主に大卒以上や日本の専門学校卒業(専門士修得)レベルの知識を必要とする業務(エンジニア、通訳、経理、マーケティングなど)が対象。
  • 「高度専門職」
    高度な学歴・職歴・年収などをポイント制で評価し、条件をクリアすると得られるビザ。永住許可までの期間が短縮されるメリットがあります。
  • 「経営・管理」
    会社の経営者や役員として活動する場合の資格。事業計画書や事務所の確保など、起業時の準備、そして健全な経営の維持が必須です。
  • 「技能」
    調理師(特定の料理分野)、スポーツ指導者、外国特有の製造技能など、熟練技能が必要な職種。
  • 「特定技能(1号・2号)」
    人手不足分野に対応する在留資格で、対象業種は介護、宿泊、外食、建設、製造などに広がっています。

ここで重要なのは、在留資格ごとに認められる業務が明確に定められている点です。職種や業務内容が在留資格の範囲外であれば、当然ながら取得や更新が不許可となります。

最新の審査傾向と注意点【在留資格変更・更新時のリスクとは】

入管の審査は年々厳しくなっているのが実情です。最近の傾向として、以下のような点が重視されています。

  • 職務内容と学歴、技術および職歴の一致
    例えば、エンジニア職で申請するのに、学歴や職歴が全く関係ない場合、不許可になる可能性が高くなります。多くの事例を扱ってきた経験上、ここの一致をどれだけ明確に示せるかが申請の肝になると考えています。
  • 会社の安定性と事業実態
    ホームページ、会社概要、決算書などで事業の「実在性」や「安定性」を確認されます。特に近年、入管は企業のホームページをしっかり確認しています。赤字続きや設立間もない企業の場合は説明資料が重要なポイント。例えば、見込み取引先の例示などの事業計画を示す必要があります。
  • 雇用条件の適正さ
    給与が同業の日本人と同等であるか、労働条件通知書は明確であるかなどが審査されます。
    当然ながら、日本の雇用に関する法律を全て遵守している必要があります。
  • 書類の一貫性
    履歴書、職務経歴書、雇用契約書、会社案内の内容に矛盾があると、審査がストップする可能性が高まります。企業、外国人双方の過去に提出した申請書類全てを、申請時には遡って審査されます。つまり、過去に提出した全ての書類に矛盾がないようにする必要があります。これを避けるためには、不利益になることも含めて、常に全てを真実に基づいて申請書類を作成することが要になります。

特に、留学から就労への在留資格変更は審査が厳しく、学歴および専攻と業務内容の整合性がない場合は不許可になる事例が増えています。また、「経営・管理」のビザも審査が厳しくなっている傾向を感じています。これも事業計画書などでどれだけ説明ができるかが、許可・不許可の差になると感じています。

企業が押さえるべき就労ビザ申請の流れ【外国人採用前後の実務対応】

就労ビザ取得の手続きは、以下のように進みます。

  • 申請前準備
    1. 業務内容と雇用する外国人の学歴、技術および職歴の整合チェック
    2. 会社側の必要書類(登記事項証明書、決算書、会社案内など)
    3. 外国人本人の書類(卒業証明書、成績証明書、職務経歴書、履歴書など)
  • 申請手続きの種類
    1. 在留資格認定証明書交付申請(外国から呼び寄せる場合)
    2. 在留資格変更許可申請(日本国内で資格変更する場合)
    3. 在留期間更新許可申請(継続雇用する場合)

申請後の審査期間は通常1〜3か月程度ですが、繁忙期(4〜6月、9〜11月)は審査が遅くなる傾向があります。また、在留外国人の増加に伴い、審査期間は全体的に日々長引いています。時間に余裕を持って申請準備をすることをお勧めします。

2025年の最新制度・動向まとめ

2025年現在、外国人雇用に関する制度は次のような変化があります。

  • 特定技能の対象職種拡大
    製造業、建設業、農業などで受け入れ枠が広がっています。
  • 高度専門職制度の緩和
    ポイント基準が見直され、学歴・年収以外の評価項目が増加しています。
  • 在留カードICチップのオンライン活用拡大
    一部の手続きがオンラインで完結できるようになり、申請の効率化が進んでいます。
  • 企業監査の強化
    不法就労防止のため、入管が企業を訪問して事実確認を行う事例が増えています。

行政書士としての実務アドバイス【不許可リスクを防ぐ準備とは】

外国人雇用において、就労ビザ許可の成否は事前準備が九割を占めます。行政書士として特に重要と考えるポイントは以下のとおりです。

  • 早めの相談・準備
    採用決定後すぐに申請準備に動くことがカギ。書類不足や不備を防ぎましょう。
  • 書類の一貫性
    入管は細かい矛盾も見逃しません。履歴書、契約書、事業内容説明書を整合させることが重要。
  • 説明文書の作成
    新設法人や赤字企業の場合、「なぜこの外国人を雇う必要があるのか」を論理的に説明する書面が必須。
  • 不許可時の対応
    もし不許可となった場合でも、その不許可理由によっては、改善策を講じた上で再申請することで許可されるケースもあります。戦略的対応を講じましょう。

まとめ

外国人雇用は、企業に新たな可能性と成長をもたらす一方、就労ビザの取得には制度への理解と綿密な準備が欠かせません。2025年の制度改正や審査傾向を踏まえ、正しいプロセスで申請を行うことが不許可のリスクを回避する最大の方法です。

弊所も行政書士事務所として、企業と外国人の双方が安心して働ける環境づくりをサポートし、円滑な雇用を実現することによって、これからの国際化時代において重要な役割を果たしたいと考えております。

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