2014年09月03日
[建設業許可]

建設業許可をなぜ主業務の一つにしたのか。

当事務所主業務の一つ、建設業許可。

小さなご縁が段々と広がり、

多くの建設業会社と関わらせていただけるようになりました。

 

なぜ建設業許可を主業務にしたのですか?と時折聞かれます。

その時、必ず正直にこう答えています。

 

「建設業に関わる人たちが好きだから。

職人さんが好きだから。」

 

少し幼い理由だからでしょうか、

だいたい戸惑われることが多いのですが、

でもこれが正直な理由です。

 

もっと言うと、ものづくりに対する強い憧れを持っています。

 

対して私はその方面は全くダメで・・。

美術、技術は散々たるものでした。

娘が小さいころ、うさぎちゃんを描いて欲しいと言われ描いたら、

このうさぎちゃん怖いと泣かれました。

アンパンマンを描いたら、

アンパンマンさえ描けない人も珍しいと言われました。

 

どうやら頭でイメージしたものを形にする能力が皆無のようです。

この話をあるクライアントさんにすると、

「僕はね、頭でイメージしたことを文章にするのが苦手だよ。

だから適材適所だよ。」

と慰めてくれました。

私を思ってのなかなか苦しい慰めですが、

でも私が書類を作成することによって、

クライアントさんが本来のお仕事に専念できるのであれば、

この適材適所ほど嬉しいことはないなあと思っています。

 

だから、私はクライアントさんのところに訪問すると、

ついついお仕事のお話をもっともっととお聞きしてしまいます。

 

建築の話、外構の話、内装の話、ダムの話・・・。

お話を伺うと、自分のまわりにあるもの全ては

誰かの手によってつくられたということに気付かされます。

そのお仕事に誇りを持ち、

長年真摯に向き合ってきた職人さんの姿勢に心打たれます。

そのものづくりを支えている「手」に心惹かれます。

業種は違えど、どの方の「手」も職人の「手」をしています。

 

時折、現場にも連れて行ってもらえる時があります。

だいたい予期しないときに連れて行ってもらうので私は普段着ですが、

その普段着で嬉しそうに泥の中や木くずだらけの中に入っていくので、

クライアントさんに面白がられます。

 

私は、建設業が好きです。

建設業に関わっている人たちが好きです。

職人さんたちが好きです。

だから、その方たちのお力になりたい。

 

そんな単純な理由が、私を大きく突き動かしています。

 

その誇り高いお仕事を、ものづくりを、どのクライアントさんにも

もっともっと発展させていってほしいと思っています。

そして、不安なくそのお仕事に専念して頂けるよう、

そう、適材適所、

煩雑な書類作成を安心してお任せいただけるように、

私も精進していきたいと思います。

 

今日はあのクライアントさんの現場はどんなところだろう。

今はどんなお仕事をしているんだろう。

これからどんなお仕事をしている職人さんにお会いできるかな。

そんなことを日々嬉しく想像しています。

 

行政書士 木村亜矢

 

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