2018年06月22日
[『SEVERAL HATS MAGAZINE』]

行政書士は食えない資格か

今日は、大宮で県内の行政書士仲間4人で集いました。

私は2010年事務所開業。
その開業時に知り合った仲間。
支部も年齢も性別もばらばらだけど、その当時はとても頻繁に集まっていました。

けれども互いに忙しくなり、3年ほど皆で会うことができずにいました。

先日、埼玉県行政書士会で表彰があり、たまたま今年度4人とも表彰を受けました。
それによって引き寄せられるように日程が合い、今日皆で集まることができました。

廃業率が異常に高いこの業界。
しかし久しぶりに会った仲間はむしろパワーアップしていて、各々の方面での大活躍。
それがとても仲間として誇らしく嬉しく。
そして、私もなんとか事務所をここまで維持できたことを感謝し、もっともっと私も頑張らなければと良い刺激をもらいました。

「行政書士は食えない資格」
この言葉は多々目にします。

実際にその業界にいる者としては、行政書士も他の業界と変わらない。
これが素直な実感です。

すなわち、大活躍の人もいればそうでない人もいる。
それは他の業界何ら変わりません。

私自身の話を率直にしますと。

私とスタッフ1人の小さな事務所ですが、スタッフのお給料と事務所家賃はなんとか滞ることなく払えてますし、自分自身もいわゆる家族を養う+αという一般的な年収は取れています。

案件は常時20件弱ほどが動いています。そこに顧問。
おそらく行政書士事務所としては、平均よりやや小さいぐらいの規模だと思います。

周りには規模がまったく異なる大きな事務所ばかりです。
これらを踏まえると、けして「食えない」とは感じません。

しかし、今日皆で開業時を振り返り、あの頃はお互い本当にがむしゃらだったよねと笑い合いました。

そう、けれども周りの行政書士は皆、がむしゃらなのです。
がむらしゃらだから活躍し、がむらしゃらだから大きな規模の事務所を維持しているのです。

その点も他の業界と変わらない、そう思っています。

仕事の経験は財産
私はいつもそう思っています。

より多くの仕事に出会えるよう、
より多くの経験を積めるよう、
より多くの財産を築けるよう、
明日からまた頑張ろう

大切な力をいただいた今夜となりました。